症状・診療項目【頚・首】
頚・首
むちうち
症状
交通事故、スポーツ等での思いがけない強い衝撃が、主に頸部(首)にかかることによって生じます。
手足のしびれ・うずき・むくみ、めまい・吐き気・感覚が鈍り脱力等が起こります。
症状が数ヶ月から数年続くこともあります。
治療方法
・手指がしびれ・感覚が鈍り・脱力がある場合は、脊髄神経圧迫による神経障害が考えられます。
・スパーリングテストをして、しびれが出る場合はバックストレッチセラピーを行ないます。
・頭・首・胸・背中の筋のトリガーポイントを丁寧に取り除きます。
●からだの筋肉は関節の前後に引っ付いているように見えて、お互いに入り組み乗り込んでいて、全身をレールのようにつなげています。痛い所だけが治療点とはかぎらず、レールをたどって元から治していきます。
【補足】
*スパーリングテスト;首をしびれている方の後方に曲げ、頭の上から押し、患側上肢に疼痛やしびれが出るかを調べるテスト
*バックストレッチセラピー;ぶら下がり器具にて逆さまになっていただき、自分の重さで頸椎・胸椎・腰椎の圧迫をゆるめつつ、首・背中・腰の筋膜のゆがみを治す手技
*トリガーポイント;動きにくくなった筋・筋膜の中の押すととても痛い固まり
来院者の声
バイク同士の正面衝突で歩けず、しばらく寝たきりのようになっていました。肩や腕が挙げられず、親指も動かず、首・背中・両腕・腰・膝・頭のひどい痛みに苦しんでいました。
もとのように生活できるようになるのかと心配していましたけれど、いろいろなところの痛みを丁寧にとってもらい、すっかり楽に動けるようになって喜んでいます。
(70代、女性)